こちらは去年のセミナーです。2021年12月に大田区の羽田イノベーションセンター(HIC)でセミナーを実施しました。このセミナーの流れで今週もある発表がありましたので、昨年のセミナーから紹介です。羽田イノベーションシティーは↓を参照してください。飛行機眺めながら足湯に入れる素敵な場所です。

「HANEDA INNOVATION CITY」は商業・オフィスなどからなる大規模複合施設です。ショッピングやグルメ、日本文化、ライブイベントといった体験をお届けする一方で、研究開発施設、先端医療研究センター、コンベンション施設なども整備されています。それらが交わることで、この街だからこその過ごし方が生まれていきます。
https://haneda-innovation-city.com/about/

昨年の12月に実施したセミナーは「大田区デジタル化推進セミナー」で私のパートは、
「IoT仲間まわしプロジェクト ― デジタル化に向けた取組の概要-」

  • 大田区IoTプロジェクトの全体概要
  • 上流工程に対応する「提案型ものづくり」への変革
  • デジタル化ツール
  • ツールを活用して目指す大田区製造業のデジタル化の姿

2016年度から6年の大プロジェクト。何度もIoTやデジタルツールの実証実験を繰り返し、中小製造業にマッチするツールは何か?また、それを広げていき地域全体で使えるようにするには、どんな仕掛けを作ればよいのか?このプロジェクトは試行錯誤の連続でしたが、2021年度でI-OTAとテクノア社でプラットフォーム初期Verを構築しプロジェクトはいったん区切りがつきました。もちろん、I-OTA、テクノア、大田区ではこのプラットフォームの利用者を拡大させる活動を推進中です。

ポイントは生産工程におけるデジタル化ももちろん大事ですが、営業活動、見積における手作業による不可のデジタル化を進め営業活動自体を効率化するとともに、ここで蓄積される営業データを活用し、顧客ニーズの変化や求められている技術の開発につなげていくこと。こうした活動を通して拡大する受注に対応するための生産工程の効率化を実現することが各社の成長につながります。情報をどのように活用するかは、各社それぞれで難しい問題ですが、デジタル化に合わせてビジネスモデルを変化させていくことが成長のポイントだと改めて学んだプロジェクトでした。